独立・フリーランス支援

【退職・独立・フリーランス完全ガイド3-7】開業freee・弥生を使った確定申告の進め方|クラウド会計でラクする方法

クラウド会計ソフトを使うメリット

Finna後輩
先輩、クラウド会計って最近よく聞きますけど、本当にそんなに便利なんですか?
Finna先輩
本当に便利よ。帳簿作成から確定申告まで、ブラウザ上で全部完結できるの。しかも自動仕訳や銀行連携が強力だから、手間もミスも大幅に減るわ。

手間が減るポイント

クラウド会計ソフトでは、銀行口座やクレジットカードのデータを自動で取り込めます。これにより、手入力の作業が大幅に削減。領収書もスマホで撮影するだけでデータ化されるため、書類整理の負担も減ります。

紙帳簿との違い

紙の帳簿では、仕訳を一つずつ手書きしたり、集計を電卓で行ったりする必要がありました。クラウド会計ソフトでは、取引を入力すると仕訳が自動生成され、帳簿や決算書に即座に反映されます。さらに、法令改正にもソフトが自動対応するため、安心して利用できます。

開業freeeの特徴と料金プラン

Finna後輩
開業freeeって、何がそんなに人気なんですか?
Finna先輩
とにかく操作が直感的で、初心者でも使いやすいのが大きな魅力ね。スマホアプリも充実しているし、開業届や青色申告承認申請書もオンラインで作れるのよ。

機能の全体像

開業freeeは、開業手続きから帳簿付け、請求書作成、確定申告までワンストップで対応できるクラウド会計サービスです。銀行口座・クレジットカードの自動連携やAIによる仕訳提案、経営レポート機能など、経理業務を幅広くサポートします。

無料プランと有料プランの比較

無料プランでも基本的な帳簿作成や請求書発行が可能ですが、確定申告書類の作成やe-Tax連携は有料プランのみ対応です。事業規模やサポートの必要性に応じて、適切なプランを選びましょう。

プラン 料金(税込) 主な機能 おすすめ対象
無料プラン 0円 収支管理、請求書作成 開業初期の試用
スタータープラン 月額1,628円 確定申告書類作成、銀行連携 個人事業主
スタンダードプラン 月額2,948円 消費税申告、複数ユーザー 売上が多い方
プレミアムプラン 年額43,780円 電話サポート、税理士相談 手厚い支援が必要な方

弥生オンラインの特徴と料金プラン

Finna後輩
弥生オンラインって昔から有名ですよね。どんな特徴があるんですか?
Finna先輩
弥生はもともとパッケージソフトで圧倒的なシェアを持っていたの。オンライン版も操作性がしっかりしていて、サポートも手厚いのが魅力よ。

機能の全体像

弥生オンラインは、取引データの自動取り込み、青色申告決算書や確定申告書類の作成に対応したクラウド会計サービスです。操作画面は「帳簿感覚」に近く、従来の弥生ユーザーでも違和感なく移行できます。

無料プランと有料プランの比較

弥生は無料体験版を1年間利用できます。期限後は有料プランへの切り替えが必要ですが、サポートや機能が大きく充実します。価格も年額制なので、長期的なコストを抑えやすいのが特徴です。

プラン 料金(税込) 主な機能 おすすめ対象
セルフプラン 年額9,680円 確定申告書作成、仕訳自動化 コスト重視の方
ベーシックプラン 年額15,180円 電話サポート、データ保存 操作に不安がある方
無料体験版 0円(1年間) 確定申告書類作成(機能制限あり) 初めて利用する方

開業freeeで確定申告をする手順

Finna後輩
実際に開業freeeで確定申告する流れって、どんな感じなんですか?
Finna先輩
基本は「データ入力→確認→提出」という3ステップよ。途中で自動チェックが入るから、ミスに気づきやすいのも便利ね。

データ入力

まず、銀行口座やクレジットカードのデータを連携し、取引を取り込みます。現金取引や経費の領収書は手動入力やスマホ撮影で登録できます。仕訳が自動提案されるので、確認して適用しましょう。

e-Tax連携

データ入力と確認が終わったら、「申告書の作成」メニューで青色申告決算書や確定申告書を自動作成します。そのままe-Taxにデータを送信できるため、紙の提出は不要です。マイナンバーカード方式とID・パスワード方式が選べます。

弥生で確定申告をする手順

Finna後輩
弥生オンラインも操作の流れは似ていますか?
Finna先輩
基本は同じよ。ただ、画面構成が「帳簿形式」に近いから、会計ソフトに慣れている人は弥生の方がスムーズかもね。

データ入力

銀行やクレジットカードを連携し、取引データを自動取得します。現金支払いは手入力で仕訳を登録します。科目や金額はAIが候補を提示するので、選択するだけで反映されます。

e-Tax連携

申告書作成メニューで青色申告決算書・確定申告書を自動作成できます。完成したデータはそのままe-Taxへ送信可能です。弥生のサポートセンターに相談しながら進めると安心です。

会計ソフト選びのポイント

Finna後輩
結局どっちを選ぶか迷っちゃいますね…。どう決めればいいんですか?
Finna先輩
使いやすさとサポート体制、コストを軸に比較するのがおすすめよ。自分の性格や事業規模に合う方を選ぶのが一番ね。

自分に合うサービスの見つけ方

初心者で「とにかく操作を簡単に済ませたい」という場合は開業freeeが適しています。一方、帳簿形式に慣れている方や、これまで弥生シリーズを利用してきた方は弥生オンラインがスムーズに使えます。どちらも無料体験版があるので、実際に触って比較してみるのがおすすめです。

比較項目 開業freee 弥生オンライン
操作の簡単さ 直感的で初心者向け やや慣れが必要
料金体系 月額制が中心 年額制が中心
サポート体制 チャット・電話サポート 電話サポート充実
e-Tax連携 対応 対応
おすすめ度 操作性重視の方に最適 コスト重視の方に最適

サポート・操作性

サポートを重視するなら弥生オンラインが優位ですが、開業freeeもチャットや電話で十分な支援が受けられます。操作性については、デザイン性に優れた開業freeeと、会計ソフトらしい画面の弥生、それぞれの好みが分かれます。

よくある質問Q&A

Finna後輩
実際に使うとき、こういう疑問が出そうです…。

Q. 途中でソフトを変更できますか?

A. はい、可能です。ただし、仕訳データを一括移行する場合はCSV出力や専用ツールが必要です。移行方法は各サービスのサポートに確認しましょう。

Q. 無料プランだけで確定申告できますか?

A. 基本的にはできません。開業freeeも弥生オンラインも、確定申告書の提出には有料プラン契約が必要です。体験版で操作を確認し、問題なければ早めにプラン移行を検討しましょう。

まとめと次のステップ

Finna後輩
どちらも試してみて、自分に合うサービスを決めるのが良さそうですね!
Finna先輩
そうね。無料体験を活用して、操作感やサポート体制を比較するのが一番よ。確定申告は慣れると怖くないから、今のうちから準備を進めておきましょう。

クラウド会計ソフトを上手に使えば、確定申告の負担を大きく減らせます。この記事を参考に、自分に合ったサービスを選び、早めに手続きをスタートしてください。

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